- マーケティング職の転職面接で聞かれた質問を知りたい
- 面接での回答例を知りたい
- 面接でうまくいかず困っている
わたしは元々営業をしており、未経験でマーケティング職に転職した経緯を持っています。
色んな企業の面接を実際に受けて会社を吟味してきた経験があるので、合計30社以上は面接しています。
(ちなみに、過去4回ほど転職してるため面接経験は多く、第二新卒時は面接9割以上受かっていたので、それなりに面接には強い自信があります。)
そこで多くの面接を行ってきた経験をもとに、マーケティングへの転職を目指している方に向けて下記をまとめました!
- 実際に面接で聞かれた質問
- 実際に答えた内容に基づいた回答例(一部実例も!)
- 回答のポイント
マーケティング職への転職を検討してる方やこれから面接を控えている人はぜひ参考にしてください!
= わたしはこんな人です =
- 上場企業のマーケ職(マーケ歴2年)
- 独学で半年かけてマーケティング職に転職
- オウンドメディアのアクセスを半年で10倍
※本ページはプロモーションを利用しています
マーケティング転職の面接時によく聞かれた質問7選
30社以上の面接を受けたわたしが、面接時によく聞かれた質問と回答、そしてポイントと感じることをお話していきます。
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定番の質問ですね。この質問は8割以上聞かれた質問でした。
なのでこの質問は入念に準備しておきましょう!
☑ 経験を元にした回答例は下記です
わたしの強みは、課題解決力です。
現職では○○の業務を行い、クライアントの○○を解決するために、常に課題解決力が必要とされました。
○○をどのようにすれば解決できるか考える中で、○○を徹底的に調べ、自分の中で○○のようにすれば解決できると思い即座に行動に移しました。
その結果、○○という結果を得ることができた経験から、わたしの強みは課題解決力と考えています。
もし御社で働かせていただく事になったら、○○に携わることとなると思いますので、強みである○○を活かしていけたらと考えています。
POINT
- 自分の強みをまずは簡潔に
- 現職や今までの経験でどのようにその強みを活かしてきたかを話す
- 自分の強みをどう生かしていきたいかを話す
- いかにマーケティングとして活かせる強みを話せるか
④はめちゃくちゃ重要です!
未経験でマーケティング職で転職するなら、自分の現職や過去の経験をもとに、マーケティング職で活かせそうな強みを話すと効果的です。
マーケティング職として活かせる強みを自己分析をする中で考え出してから、①~③の構成を考えることが重要です。
何故、マーケティング職へ転職しようと思ったのですか
これも未経験であればほぼほぼ質問される内容ですね。
そりゃ面接官も、何で未経験でマーケティングに転職しようと思ったのか気になりますからね。
☑ 経験を元にした回答例は下記です
わたしがマーケティング職へ転職しようと思った理由は○○だからです。
現職では、○○の仕事を行ってきました。○○を行う中で、分析をして最適な解決策を考えることが次第に楽しくなっていきました。
わたしは仕事として○○が好きだと気づき、更にはわたしの強みは○○だと考えています。
そのため、自分自身にとってあっている仕事はマーケティングではないかと思い、マーケティング職として働き、○○を活かして働きたいと考え転職を決意しました。
POINT
- まず完結に理由を話す
- 現職やいままでの経験から、マーケ職への転職理由にできる話を話す
- 強みを絡めて転職理由を話す
ただ一方的にマーケティング職へ転職したい理由を話しても、正直意味がないと思います。
仕事をする中でマーケティングに活かせると気づいたの強みを絡めながら転職理由を話していくと、とても説得力が上がるのでおすすめです。
数ある会社からこの会社を受けた理由は何ですか?
こちらは業種問わずよくある質問ですね。
この質問は面接を受ける会社への意欲が伝わるように答えることが必要かなと感じます。
☑ 経験を元にした回答例は下記です
わたしが御社を志望した理由は〇つあります。
〇つ目は〇〇だからです。御社では〇〇に取り組んでいると言うことを知り、以前から〇〇に興味を持っていたため大変魅力を感じました。
・・・
以上のことから御社に大変興味を持ち志望いたしました
POINT
- できる限りの企業研究をする
- 会社に興味を持って応募していることをアピールする
- 理由をだらだら話さずに「理由は〇つあって、まず1つ目は‥」という感じで簡潔に話す
志望度の低い企業は結構適当に作っていましたが、志望度の高い企業はHPをしっかり読み込んだり、口コミサイトやSNS、プレスリリースなどを確認して企業研究をしっかり行ってました。
企業がどんな方向性を目指しているか確認し、自分が興味を持った理由として、自信をもって話せそうなことを考えまとめていました。
あなたの強みを教えてください
こちらもどの業種でもよくある質問ですね。
マーケティング職で活かせそうな強みを話すように意識しましょう。
☑ 経験を元にした回答例は下記です
わたしの強みは、分析力です。
わたしはクライアントの目標を実現するために、定期的に市場分析をし、効果を上げるための提案をしていました。
その結果、〇〇万円売り上げを上げたクライアントを作り上げることができました。
市場を分析した上での提案だったからこそ効果を上げることができたと考えており、分析力を強みと考えています。
POINT
- マーケティングに活かせる強みにする
- 具体的なエピソードを話す
マーケティングとして能力がありそうだな!と見込んでもらえるように回答することを意識しましょう。
あなたの弱みを教えてください
弱みは、マーケティング職のハンデにならない要素をあげて話すように注意しましょう。
☑ 経験を元にした回答例は下記です
わたしの弱みは、完璧を求め過ぎてしまう点です。
完璧主義は、自分に対しても部下に対しても求めてしまうことがありました。
しかし、100%の完璧を求めていてもうまくいくとは限らないですし仕事が回らなくなってしまいます。
そのため、優先順位をつけ、それぞれどこまで目指すかを明確化するように心掛けています。
POINT
- マーケティング職としてデメリットにならない弱みをあげる
- 弱みを改善するための行動も示す
弱みはマーケティングのデメリットになるものをあげないように注意が必要です!
例えば、分析力や課題解決力などはマーケターとして必要になる能力なのでNGです。
この仕事内容に興味を持たれた理由は何故ですか?
今まで紹介した質問より頻度は低いですが、わたしが聞かれて準備が足りず困った質問なので紹介します!
マーケティングといえど会社によってやることはさまざまです。代理店やインハウスのマーケティングではやる範囲やできることが違います。
受ける会社がどんな仕事をするか理解してから、面接に臨むことが重要です。
☑ 経験を元にした回答例は下記です
わたしはマーケターを目指すにあたって、SEOや広告やブランディングなどさまざま勉強を行いました。
勉強を進める中で、過去〇〇の仕事を行なっていた経験から、特に〇〇に興味を持つようになりました。
そして、〇〇に関わる事でマーケターとして成果を残せるようになりたい、と次第に感じるようになりました。
そのため、〇〇に興味を持つようになりました。
POINT
- 自分の過去の興味を持った経験と繋げて話せるか
- ①がなければ、勉強をする中で興味を持った理由を話す
わたしの場合は過去の仕事経験で好きだった業務内容とつなげて話していました。
応募した仕事をしたい根拠を明確に示すことが大切です。
マーケターとして将来どのようになりたいか
このようにざっくり聞かれることもあれば、1年後・3年後・5年後それぞれどうなりたいかお話しください、といった質問もありました。
自分の中での理想で全然問題ないので、将来像を描いて面接に臨むことが大切です。
☑ 今回は実際に回答した実例です
1年後
まずは、会社の目標が達成できるように、最低限目標としてマーケティングとして100%以上の結果を出すことが出来ればと考えております。
そしてそこで得たマーケティング経験で得たノウハウを、自信をもって言語化し、今後さらに成果を残していけるように、知識としてインプットしておく状態が理想です。 そのうえで、今まで行っていなかった新たな分野への挑戦への機会があれば、行っていきたいと思います。
3年後
自分で自信をもって、マーケティングのプロフェッショナルと言える人材になりたいと考えています。
まず周りからは、この人にマーケティングのことを聞いておけば問題ない、と思われるくらいの存在を目指します。
そして社内では100%以上の結果を常に出せるようにし、会社で今までやっていなかった新たな挑戦もマーケティングとして積極的に行っていきたいと考えています。
5年後
会社で先頭に立ってマーケティングとして引っ張っていく人材でいたいと考えています。
リーダーシップをもって周りを引っ張り、チーム全体を視野広く見て一人ひとりが成果を出せるチームを作っていけるように尽力していたいです。
また、個人としては、常に新しい情報を収集し、古い知識で満足しない、常にマーケティングの成長を追い求める人材でいたいと思います。
長文ですが、リアルな内容を紹介させていただきました。
POINT
- 将来像をなるべく具体的に話す
- 意欲を持っていることをアピールする
- その企業で目指せる将来像を設定して話す
内容はある程度現実的でなくても良いと思っています。ただ、具体的かつ意欲がある人材であるかを表現できるかが重要です。
また、基本的には汎用的な回答でも問題ないかなと思っていて、ただ応募企業で目指せないであろう内容を話さないように注意しましょう。
面接に合格するために大切なこと
ここでは、面接を受けるにあたっていつも大切にしていたことをお話します。
自己分析
自己分析は、一番重要だと断言します。
できる面接官は話を深掘りする中で嘘を見抜きます。上辺の話は通用しません!
だからこそ、徹底的な自己分析が重要です。
多分自己分析には1か月近く時間をかけているかもしれません。時間をかけすぎかもしれませんが、自己分析ができているほど面接の質が変わってきます。
自己分析のPOITN
- 自分自身を知ること
- 自分自身の過去を振り返ること
下記で詳細を説明いたします。
1.自分自身を知ること
自分自身を知るために、ストレングスファインダーで自分の強みを知ってから、面接での回答を考えるようにしてました。
ウェブテストに回答することで強みがわかるようになっています。
自分が気付けてない強みにも気づくことができ、質問の回答がとても準備しやすくなりました!
おすすめの行動やおすすめの働き方を知ることができるので、自分を知るためにもおすすめです。
2.自分自身の過去を振り返ること
わたしは面接の自己分析を考えるとき、メモの魔術を参考にしていました。
メモの魔術の中に、自己分析に活用できる1000問の質問例があります。
もちろん1000問全部答えるのは無理があるので、転職のために考えておきたいことを中心にやってみれば全然問題ないと思います。
自己分析が足りないと感じている方やこれから自己分析をされる方は、ぜひ参考にしてください。
自分に自信を持つこと
面接時だけでもいいので、自分なら大丈夫!と強く自信を持つことが重要です。
未経験なら尚更です。そもそもマーケティング職は枠が多いわけではないですし、目指している人もそれなりに多いでしょう。
またマーケティングは、商品を売るための仕組みを考える楽しいけど少し難しい事もある仕事なので、会社としてはできる人が欲しいに決まっています。
本当はできるのに、面接で自信なさそうに答えてしまったら「この人大丈夫かな?」と面接官は不安に思ってしまいます。
自分にも自信がない時はもちろんあります。そんな時は自信を持てるほどの練習量がいつも足りてないんです。
なので、不安な方は自信を持てるくらい徹底的に面接練習をしましょう。自分の頭の中で何度も練習しましょう。
はじめは上手くいくことは少ないです。わたしは日々失敗だらけでした。それでも、やり切ればいつか必ず結果は見えてきます。
困ったら相談する
初めての職種の転職は不安なことばかりですよね。わたしもそうでした。
そういう時は、周りを頼りましょう!
わたしの周りにはマーケティングで働いている人がいなかったので、エージェントさんに相談しながら面接の対策を考えたりしていました。
実際に関わってよかったエージェントさんを下記に紹介いたします。
紹介してくれる内容が異なったりするので、2~3社程登録しておくようにしましょう!
何社かエージェントさんを登録して、困ったときは相談できる環境を準備しておくことが大切です。
まとめ
今回はわたしが未経験でマーケティング職に転職成功した経験をもとに、よくある質問と回答例、またポイントを紹介しました。
わたしは、紹介したポイントや回答例のような受け応えで内定をいくつか頂けました。
これから面接をされる方々の参考になれば幸いです。
独学でマーケティングへの転職を目指している方は「【現役マーケターが語る】独学未経験でWebマーケティング転職するためにやったこと」を参考にして下さい!