未経験からWEBマーケティング転職をするためにどうしたらいいかわからない…
独学でのWEBマーケティングの勉強方法を知りたい‥
わたしは5年間営業職、その後半年間独学で勉強しマーケティング職に転職しました!
今回は、マーケティング職に転職するまでに行った勉強についてご紹介します。
この記事を読むことで、マーケティング職への転職を目指す方・マーケティングを勉強したい方へのヒントになるはずです。
マーケティングへの転職を目指している方、これから勉強を始める方は参考にして下さい。
= わたしはこんな人です =
- 上場企業のマーケ職(マーケ歴2年)
- 独学で半年かけてマーケティング職に転職
- オウンドメディアのアクセスを半年で10倍
※本ページはプロモーションを利用しています
勉強を始める前の3つの準備
勢いで勉強を始めてしまうと、無駄な時間を費やしかねません。
独学未経験で半年で転職するために、勉強を始める前に実施した3つの準備をご紹介します。
①自己分析
理由や目的が明確でないまま、やみくもに“マーケターになりたい!”と勉強を始めても時間がもったいないです。
まずは自己分析をして、目標と目的を決めるのがおすすめです!
下記のような内容を決めるとよいでしょう。
- いつまでになりたいか
- 何故目指しているのか
- どんなマーケターになりたいのか(短期的・中長期的)
目標や目的が明確になっていることで、軸をもって勉強と転職活動を進めることができました!
②ありたいマーケターの姿の深堀り
マーケターと言えど多種多様です。
- SNSマーケター
- コンテンツマーケター
- 広告運用
- 戦略に携わるマーケター
- SEO etc…
①で具体的なマーケター像を描けてる人はOKです!
決まってない方は、“どの分野に携わるマーケターになりたいのか”をありたい姿を具体的に定めておくことが大切です。
そのために、自己分析して深掘りしましょう!
具体的なマーケター像を描けていない方は、まずはエージェントに相談するのがおすすめです!
具体的なマーケター像を描けていない方は、エージェントに相談して需要の高い分野を把握することがおすすめ!
なぜなら、求人の量も多く転職しやすくなる可能性が高いから。
話を聞くだけであれば無料で、いざ転職活動をするときに活用できます。
(わたしは実際、リクルートエージェントを使い転職成功しました)
直接話を聞き“どんな求人が多いのか需要を知って、その上で需要の高い分野の勉強を進める”というやり方が効率的なので、悩んでいる方は人に頼って相談してみましょう。
③目標達成のための計画立て
目標や目的が明確になったら、いつまでに何をやるかといった具体的な計画立てを実施しました。
例えば、こんな感じです。
まず、「半年後までにSNSマーティングの経験を積める会社に転職」といった目標を立てたとします。
そしたら以下のように、その半年後という目標から逆算して、いつまでに何をやるかを考え細かい目標を立てていくといった感じです。
- ~1か月後:マーケティングの基礎を学ぶ
- 2~3か月後:SNSマーケを学ぶ、学びながらSNS運用をして経験を作る
- 4か月後~:SNSマーケ勉強と運用、その他マーケの勉強を進めながらも転職活動
勉強を始める前に具体的に計画を立てることによって、時間の無駄や目標を見失うことなく勉強を進めることができます。
WEBマーケティング勉強方法
ここからは、実際に行った勉強方法を解説していきます。
大まかには、以下の3つのポイントを抑えることが重要です。
それぞれのステップで、どのように勉強したかを解説していきます。
①マーケティングの基礎を学ぶ
マーケティングの基礎といっても一括りにしてしまうのは危険です。何故なら、マーケティングはいくつもの要素が掛け合わさって成立しているものだから。
そのため、以下の5つに分解して勉強するようにしていました。
- マーケティングの考え方
- マーケティングの専門用語用語
- フレームワーク
- 行動心理
- PDCAの回し方
ここからは、どのような教材を使用して勉強を進めていったのかをご紹介していきます。
①-1. マーケティングの考え方を学ぶ
マーケティングの考え方を学ぶために使用した教材をご紹介します。
ドリルを売るには穴を売れ
- マーケティングの基礎の考え方
- ブランディングの本質
- マーケティング戦略
「ドリルを売るには穴を売れ」は、マーケティングの入門書としておすすめの一冊。
マーケティングの基礎であるベネフィット・ターゲティング・差別化・4Pをわかりやすく解説してくれています。
また飲食店の立て直しを題材としたストーリーも展開されていて、マーケティングの本質的な考え方をわかりやすく学ぶことができます。
いまでも原点に立ち返りたいとき、必ず手に取る一冊です。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
- マーケティングの概念・思考法
- ブランディングの考え方
「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」は、マーケティング職に就かれている方は、誰もが読んだことのある本といっても過言ではないかもしれません。
こちらは、USJの復活を手がけた森岡 毅さんが書かれたマーケティング入門者向けの一冊。
この本では、マーケティングの概念や思考法を学べます。
USJの立て直しという事例をもとに、戦略や戦術といったマーケティングの考え方、ブランディングのあるべき姿やマインド面の考え抜くことの大切さを学べます。
“ここまで考え抜いたからこそUSJの復活を導けたのか”と非常に勉強になりました。
【グローバル・ビジネスケースから学ぶ】マーケティング戦略入門
- マーケティングの必要性
- マーケティングプランの策定方法
【グローバル・ビジネスケースから学ぶ】マーケティング戦略入門(日本語字幕版)は、マーケティングの全体像を学びたい方におすすめです。
マーケティングをなんとなく理解しているような人も、この動画であれば体型的に理解することができます。
具体例を挙げて説明している部分が多いので、イメージしやすく知識を学びやすいです。
①-2. マーケティングの専門用語用語を学ぶ
マーケティングの専門用語用語を学ぶために使用した教材をご紹介します。
マンガでわかるWebマーケティング改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!
- 効果出しから改善までの考え方
- 現場で使うマーケティング用語
「マンガでわかるWebマーケティング」は、現場でのリアルなマーケティングをストーリー調で説明しており、マーケティングの全体像が非常に掴みやすい一冊。
マンガでわかりやすく初心者向けにデジタルマーケティングの本質を説明しています。
漫画だからこそ、現場で使うマーケティング用語も非常に頭に入りやすいです。
はじめてマーケティングを勉強する方の1冊目としておすすめです!
沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—
- 効果出しから改善までの考え方
- 現場で使うマーケティング用語
「沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—」は、漫画で話を楽しみながらマーケティングの考え方を勉強できる一冊です。
ある店舗を題材に、店舗の売上を上げるためのマーケティングを順序立てて説明しております。
マーケティング知識のない方が抱くであろう疑問から話が展開していくので、とても分かりやすいのが特徴です!
実際のマーケティング現場で活かせる知識を多く学ぶことができます!
①-3. フレームワークを学ぶ
フレームワークを学ぶために使用した教材をご紹介します。
超図解・新しいマーケティング入門
- マーケティングの基礎のフレームワークや用語
- これからの時代に必要なマーケティング
「超図解・新しいマーケティング入門」は、フレームワークや用語をマーケティングの手順を追って理解しながら読み進められる一冊。
パート①ではマーケティングの基礎を徹底的に解説し、パート②ではこれからの時代に必要なデータ活用についてを学べます。
博報堂で実践されているマーケティングがイチから書かれており、マーケティングの全体像の理解にも繋がります。
広く深く、基礎からマーケティングの全体像を理解できます!今でも手に取り読み返す一冊です。
①-4. 行動心理を学ぶ
行動心理を学ぶために使用した教材をご紹介します。
シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
- ユーザーの心を動かす心理学
「シュガーマンのマーケティング30の法則」は、ユーザーがモノを買うときの“心理的トリガー”を30個学べる一冊。
マーケティングでは“人はどのようにモノを買うか”、ユーザーの心理を理解することが重要です。
ユーザーがどのようなときに心を動かすか、全くの理解の無いままマーケティング施策を打つのは至難の業です。
すぐに活かせるマーケティング知識を学べるのはもちろんのこと、他の職種の方や私生活でも活かせる知識を学べます。
マーケ以外の職種の方も使え、且つ一生使える知識なので、お手元に1冊はおすすめしたい本です!
①-5. PDCAの回し方を学ぶ
PDCAの回し方を学ぶために使用した教材をご紹介します。
【入門編】デジタルマーケティング初心者のためのKPI攻略講座
- マーケティング目標達成のためのKPIの策定方法
- マーケティング目標達成のためのKPIの取り組み方
【入門編】デジタルマーケティング初心者のためのKPI攻略講座~基本用語の理解から実践まで~は、マーケティングにおいて重要なKPI策定や、PDCAの回し方を学べます。
また、基本的なマーケティング用語もわかりやすく解説しております。
仕組みを理解していないと改善を進めることは難しいです。
本動画では、どこの指標を上げることで目標達成に繋がるのか、をわかりやすく解説しているので効果改善の基礎を学ぶのにも役立ちます。
②具体的に学びたい分野のマーケティングについて学ぶ
基礎を学んでからは、具体的に学びたい分野を勉強しました。
マーケティング職と言えど種類はさまざま。たとえば、以下の種類があります。
- 広告
- SEO・コンテンツマーケティング
- SNSマーケティング
- ブランディング etc…
それぞれの分野を学ぶためにおすすめの教材をご紹介します。
広告知識を学ぶ
広告知識を学ぶためにおすすめの教材をご紹介します。
基礎から学ぶWeb広告の成功法則
- Web広告の基礎
- Web広告の出稿から改善の流れ
「基礎から学ぶWeb広告の成功法則」は、Web広告を基礎から体系的に学べる一冊。
広告の種類についての説明・出稿から改善の流れ・広告の測定方法・クリエイティブについてなどWeb広告について網羅的にまとめられており、入門書としておすすめです。
広告を学ぶ際に、一番初めに手に取った一冊でした!全体像を体系的に理解できるのでとても良かったです。
Google Ads(グーグル広告)基礎・概論編 最新・保存版
- Google広告の基礎
Google Ads(グーグル広告)基礎・概論編 最新・保存版は、Google広告の基礎を学びたい方におすすめの動画。
実際に広告を出すまでの過程や、どんな広告が出せるのか、どのような層に広告を打つことが効果的なのか、といった基礎を学べます。
パフォーマンス改善のためのGoogle アナリティクス活用法
- Google アナリティクスの使い方
- Google アナリティクスでの分析方法
パフォーマンス改善のためのGoogle アナリティクス活用法では、アナリティクスの基礎や分析方法を学べます。
実際の画面を見せながら説明されており、私は実際の画面を触りながら覚えていきました。
目的ごとに動画が分かれており、勉強したい項目のみ何度も確認できるので非常に学びやすいです。
広告にはGoogleアナリティクスを活用した分析がつきものです!
マーケティング職に従事していて使わないことはないほぼゼロと言っても過言ではありませんので、使えるようにしておくことがおすすめです。
SEO・コンテンツマーケティングを学ぶ
SEO・コンテンツマーケティングを学ぶためにおすすめの教材をご紹介します。
いちばんやさしい新しいSEOの教本
- SEOの基礎
「いちばんやさしい新しいSEOの教本」は、SEO入門書としておすすめの一冊。
図解を混ぜながらSEOの基礎であるキーワード対策やサイト構造などが紹介されています。
SEOで必要な基礎対策を理解したい方におすすめです!
現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル
- SEOの基礎
- SEOで必要な対策の全体像
「現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル」は、SEOの基礎から技術的な対策までを網羅的にまとめられた一冊。
ボリュームはなんと400ページ以上!読むのには気合が要りますが、SEOの辞書的存在として手元に置いておきたい一冊です。
これをすべて読み切るのは大変なので、部分的に学びたいところを学ぶのがおすすめです!
いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本
- コンテンツマーケティングの基礎
「いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本」は、コンテンツマーケティングの入門書としておすすめの一冊。
基本概念から実践まで網羅的に説明されており、コンテンツマーケティングの奥深さを理解できます。
実践的な内容が豊富で、実務を意識して学びたい方は参考になるはずです!
SNSマーケティングを学ぶ
SNSマーケティングを学ぶためにおすすめの教材をご紹介します。
デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』
- SNSマーケティングの基礎
「デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』」は、SNSマーケティングの全体像を理解したい方におすすめの一冊。
Facebook・Twitter・Instagram・LINE・YouTube・TiKTokといったSNS全般のマーケティング方法を学ぶことができます。
ブランディングを学ぶ
ブランディングを学ぶためにおすすめの教材をご紹介します。
デジタル時代の基礎知識『ブランディング』 「顧客体験」で差がつく時代の新しいルール
- ブランディングの基礎
「デジタル時代の基礎知識『ブランディング』 「顧客体験」で差がつく時代の新しいルール」は、ブランディングの全体像を体系化して理解するのにおすすめの一冊。
企業の事例からブランド戦略を説明しており、イメージしながら理解ができます。
この本で基礎を学び、別途企業のブランディングを研究するということを行っていました!
③実践経験を積む
未経験でのマーケティング転職はハードルが高いです。(特に第二新卒以降のタイミングの場合)
転職活動を有利に働かせるために、実践経験を積むことをおすすめします。
おすすめの方法①ブログ運営
一番のおすすめは、ブログ運営です。
なぜなら、マーケティングで必要な思考の一つに経営視点があるから。
たとえば、ブログを自分の会社と見立てて運用を行えば「どのような戦略を立てて、どう戦術を立てて伸ばすべきか」というマーケティング的思考を考えながら運用ができます。
マーケティングは仮説と検証の繰り返しなので、それを自分のテリトリーでいくらでも実践できるのでおすすめです。
私はブログで実践することでマーケティング的思考がよりできるようになりました!上手くいったらお小遣い稼ぎにもなりますし、アウトプットになりますし、本当におすすめです。
おすすめの方法②マーケティングトレース
ブログへの挑戦が難しそう‥という方は、マーケティングトレースでマーケティング的思考を学ぶのがおすすめ。
そもそも、マーケティングトレースとは成功企業のサービスの戦略をマーケティングフレームワークを活用してトレースする=写す・なぞること。
実際にある企業のマーケティングをトレースすることで、企業のマーケティングの考え方を実践しながら理解することができます。
マーケティングトレースに挑戦するには、「マーケティング思考力トレーニング」でやり方を学び実践することがおすすめです。
インプットしてもアウトプットしなければ学びになりません…。自分が挑戦できそうなことでまずは実践してみましょう!
番外編!足りない知識は、WEB上で情報収集
WEB上では、かなり有益な情報が溢れているので、不明なことなどあったらネットで調べたりしていました。
下記では、マーケティング系で特におすすめのメディアを紹介します。
- 幅広いマーケティング知識を学ぶのにおすすめ▶ferret
- 幅広いマーケティング知識を学ぶのにおすすめ▶Web担当者フォーラム
- 広告知識を学ぶのにおすすめ▶ANAGRAMSコラム
WEB上ではかなり有益な情報もあるので、「ちょっとこの情報気になるな」といったことがあったら、ネットで情報収集してみましょう。
まとめ
ここまで実際に行った、独学のマーケティングの勉強方法をご紹介してまいりました。
今回紹介したのは下記です。
勉強を始める前の3つの準備
①自己分析
②ありたいマーケターの姿の深堀り
③目標達成のための計画立て
勉強方法
①マーケティングの基礎・概念を学ぶ
②具体的に学びたい分野のマーケティングについて学ぶ
③実践経験を積む
とにかくやみくもに勉強してしまうのは結果時間の無駄になってしまうので、まずはしっかりと計画を立てていきましょう。
その際は、マーケターとして将来どんな仕事をしていきたいか考え、そのためにマーケティングで何から学ぶべきかを整理してから勉強を進めていきましょう!